『テレビ用語』について
このサイトではテレビの専門用語が出てきます。
「この用語はなあに?」と思いましたら、この一覧をご覧ください。
なるべく登場回数が多いものを紹介します。

アイキャッチ
アニメや特撮、ドラマやバラエティ番組などのCMの前後に挿入される番組タイトルクレジットの事。
ジングル(短い音楽)と合わせて使われる事が多い。
アスペクト比
アナログ放送時代は4:3の画面サイズ、デジタル放送になってからは16:9の画面サイズを主に使用される。
それぞれ、4:3は横640×縦480ピクセル、16:9は横1920×縦1080ピクセルが標準サイズであるが、規格によっては比率は同じものの縦横の長さが違う場合がある。
更に『レターボックス』という方式もあり、それぞれ4:3の画面に16:9の画面を収めた場合は上下に、16:9の画面に4:3の画面を収めた場合は左右に黒い帯ができる。
    
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Aパート・Bパート など
番組の前半、後半に当たる。
特番などの長時間の場合はCパートやDパートとアルファベットが進んでゆく。
NTT中継回線
キー局と地方局を繋ぐ回線の事。
かつてはマイクロ波による無線回線であったが、現在は光ファイバーを運用している。
尚、事故時などに映る映像はテストパターンであり、音声は時報が流れる。
L字型画面
災害時や選挙速報などで通常画面を縮め、上下左右の片側ずつに常にテロップを表示する為の空白が表示される画面の事。
よく見られる形はまさにLの字型だが、上と右(または左)の「逆L字型」や、左右と下(または上)の「U字型」もある。
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エンドカード
番組の最後に表示される画面の事。
手書きのフリップや、コンピューターで作られた物などがある。
画面のズレ
映像(画面)が上下、または左右にズレた状態の事。
(上下) (左右)
カラーバー
映像・画面の色彩補正の際に使用する画面の事。音声は音楽かテストトーンが流れる。
放送局によってはロゴやお知らせなどを表示したりする。
主に放送休止時にテストパターンとして放送されるが、VTRの冒頭(放送に乗る前の時間)にも入っている。
環境映像
海外や風景のイメージ映像の事。
テレビでは事故時や中止時や差し替えなどの時に手動で切り替えられる。
また、放送休止中に放送開始まで放送される事もある。
カウントリーダー
映画や番組、VTRの本編前に入っているカウントダウンする映像の事。
色んな種類があり、棒型の表示や時計のような表示などがある。
 ←昔よく使われていたもの。
キューシート
別名・進行表。番組の流れや、どのタイミングでVTRやテロップを表示するか、どこでCMに入るかなどが書かれている。
クレジット画面
VTRの本編前に入っている、内容を簡単に記したもの。
大体はタイトル・音声・放送日・フォーマット・制作局(制作会社)などが書かれており、短いもので一行で纏めたものもある。
黒画面
まさに真っ黒な画面。
他にも灰色や緑色、赤色や黄色や白色もあるが、青色だけはブルーバックと呼ばれている。
 ←クリックするとわかると思うが、実は純粋な黒色ではなく、うっすらと白色が入っている。
クロスプログラム
別名・ジャンクション、ブリッジ。
番組終了後やエンドカードの直後に挿入される「次の時間は」「この後は」などのセリフがある番組紹介枠である。
エンドカードから続いて流れるジングルは各局によって違うのが特徴的。
スノーノイズ
別名・砂嵐。昔のテレビでよく見られた放送が流れていない時のノイズの事。
音声の「ザー」という音と、画面内でノイズが乱れている様から砂嵐と呼ばれた。
タイムコード
編集の際、録画した時間や収録した時間などが画面に表示されるテロップの事。
チョイ待ち
別名・しばらくお待ち下さい。
人為的、機械、不可抗力な放送事故が起きた際に手動で切り替えられる静止画の事。
放送局により絵が違うのが特徴的。
最近では映像として動いているものもある。
提供テロップ・提供画面
オープニングやエンディングなどで表示される番組スポンサーを紹介するテロップ、またはその枠の事。
番組の中盤でスポンサーが交代する際にも表示される。
紹介を読み上げるのは主に放送局のアナウンサーだが、番組の出演者が読む事もある。
 ←90年代まではブルーバック、または緑色画面などをバックに表示されていた。
停波
別名・電波停止。
送信所などの送信機器が故障し、放送が不可になった状態の事。
ケーブルテレビなどの有線での場合は「断線」「視聴不可」と言う。
テストトーン
別名・信号音、ピー音、自主規制音など。
音声の調整をする際に使用される1kHzの正弦波の事。
調整以外にも、自主規制の際にも使用される事がある。
テストパターン
映像・画面の画質調整の際に使用される画面の事。音声は音楽かテストトーンが流れる。
放送局によってはロゴやお知らせなどを表示したりする。
主に放送休止時などに放送されるが、最近はカラーバーが放送される事が多い。
 ←2000代辺りからはカラーのものが多くなった。
ネットマーク
受信局に送信する際に使用される発信局側のマークの事。
チョイ待ちと同じように各局それぞれ絵が違う。
最近では映像として動いているものもある。
ノイズ
雑音、画面上の細かい乱れなどの事。
スノーノイズやブロックノイズ、ベリノイズやモスキートノイズなどがある。
VTR
正式名・ビデオテープレコーダー。別名・V(ブイ)。
編集された録画映像の事。
以前まではフィルムやビデオテープを使用していたが、最近はPC用のビデオファイルなども使用されている。
フィラー映像
事故時や番組間の繋ぎなどに使われるビルやホテルの屋上からの映像や、環境映像に近いものなどの事。
天気予報などで使用される映像は「天気フィラーと呼ばれる。
フリーズ
別名・静止、停止。映像が固まった状態の事。
「静止画」などと言われる事もあるが、それは元から動かない事が前提のため、間違った言い方である。
報道局(部)
別名・報道デスク、報道フロア(日本テレビ・TBS)、報道センター(フジテレビ)、ニュースルーム(テレビ朝日)など。
各局にある報道を担当する部署の事。
その部署のそばには簡易スタジオがあり、そこから速報を伝えたりする。
時間定期のニュースの際にもその簡易スタジオはよく使われる。

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